ノンアルコール飲料で頭痛原因は人口甘味料だった

ネザーの父
ネザーの父

二日酔い防止のためのノンアルコールビールを飲んだつもりが、激しい頭痛に見舞われた方も多いと思います。数々の製品を飲んだ結果、この成分が怪しいのではという原因を解説します。

酒を一滴も飲んでいないのに二日酔いの症状が発生

症状は、ノンアルコールを飲んで、数時間後から発生している事

お酒を飲んだ後のような、タイミングで頭痛が発生します。

  • 前頭部が熱い
  • 前頭部が痛い、重い
  • 目の奥が痛い
  • 片頭痛の症状
  • 群発頭痛

二日酔いを回避目的のノンアルコールが逆の結果に

  • 二日酔い回避の目的
  • 禁酒の目的
  • 妊婦
  • そもそも酔いたくない
  • 酒が弱い

上記目的を考慮して、あえてノンアルコールを選んだにも関わらず、激しい頭痛に見舞われてしまいます。

特効薬はなし

体に合わない異物(劇毒物)を取り込んでしまったのです。二日酔い同様に体から異物となる残留物が排出されるまで、症状が続きます。

あくまで緩和措置として

  • 頭を冷やす(冷えピタなど)
  • 目薬
  • 頭痛薬
  • 寝る、横になる
  • 大量に水分を取る

上記は一時的な緩和措置に過ぎず、大量に水分を取って尿や便での排出を促すしかないです。
これも個人差があり、体外への排出に時間差があるでしょう。

アルコールの影響

参考までに一般的なアルコールによる影響を記載します。

  • お酒を飲み、体内に入ったアルコールは、アセトアルデヒドに分解します。
  • 実は、このアセトアルデヒドは、猛毒であり、細胞を傷つけ、がんなど病気の原因
  • さらに血管を拡張させて顔を赤くしたり、頭痛や吐き気の原因となったりするのもこのアセトアルデヒドの仕業です。

ノンアルコール飲料に潜む成分の影響

アステルパーム

  • アスパラギン酸とフェニルアラニンという2つのアミノ酸を結合させた人工甘味料
  • 砂糖の約200倍の甘さ
  • 経口摂取されると小腸でフェニルアラニン(50%)とアスパラギン酸(40%)というアミノ酸と有毒なメタノール(10%)に分解(消化)・吸収されます

有毒なメタノール

  • メタノールは猛毒
  • 失明、最悪の場合はに至る恐れもある「メチルアルコール」
  • 別名「目散るアルコール」
  • 特に「目」に強く影響する
  • 頭痛を含む様々な影響がある
  • メタノールは、果物が熟す過程で生成されるケースもあり

有毒なメタノールが体内で分解

  1. アステルパームが体内で、メタノールに変化
  2. メタノール(methanol)はアルコール脱水素酵素によってホルムアルデヒドに分解
  3. 次いで アルデヒド脱水素酵素によって蟻酸(ギ酸)に分解
  4. 最終的には二酸化炭素と水に代謝(解毒)され、体外に排出

蟻酸(ギ酸)とは

蟻酸の毒性による症状は、次のようなものがあります。
  • 皮膚に付着すると痛み、水疱、重度の皮膚熱傷を引き起こす
  • 眼に付着すると痛み、発赤、重度の熱傷、かすみ眼を引き起こす
  • 吸入すると咽頭痛、咳、灼熱感、息切れ、息苦しさ、意識喪失を引き起こす
  • 経口摂取すると咽頭痛、灼熱感、腹痛、胃痙攣、嘔吐、下痢を引き起こす
また、慢性的な暴露により肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすと考えられており、アレルギー源としての可能性も考えられています。

アステルパームが体内で劇毒に変化し頭痛をもたらす

アステルパームから「メタノール>ホルムアルデヒド>ギ酸」という劇毒が排出過程で生成されます。摂取量としても影響がないとされ、世界各国で認可されています。
上限量は、1日当たり缶ジュース15本分程度と普通の食生活では摂取しない量となります。

アルコール同様に、体質的に頭痛にならない方もいますが、上記成分は体内にとって劇毒であることに変わりなく、頭痛の最大要因であると思われます。

アステルパーム以外の要注意ノンアルコール成分

アセスルファムカリウム(アセスルファムK)

酢酸由来のジケテンとスルファミン酸を合成反応させて作られ、砂糖の200倍の甘さで、自然界には存在しない人工甘味料です
体内で分解・代謝されず、そのままの形で便中に排泄されるため、血糖値に影響を与えません。

スクラロース

砂糖を原料として、砂糖の3カ所の水酸基を選択的に塩素原子に置換することにより生成され、砂糖の600倍の甘さで、自然界には存在しない人工甘味料です
体内で分解・代謝されず、そのままの形で便中に排泄されるため、血糖値に影響を与えません。

分解されず、排出されるためリスクが低いのか

分解後に劇毒に変化しないために、アステルパームより頭痛のリスクは低いと言えます。
しかし、排出されずに体内(脳など)に残留すると記事もあり、排出されるまで頭痛を誘発している可能性があるでしょう。

マウスウォッシュで頭痛

製品の中には、アルコール(メタノール)が含まれ、アルコール度数は、約27%(50プルーフ以上)のものがあります。
うがいとは言え、口の中に残ったアルコールが吸収され、劇毒であるアセトアルデヒドに分解され、頭痛などの症状になることが予想されます。
製品名での検索結果では、頭痛は無いとされていますが、成分上も濃度が濃く、お酒に弱い方に発症することは、避けられないでしょう。

もし、使いたい場合はノンアルコールタイプの製品利用をおすすめします。

ノンアルコール飲料で頭痛原因は人口甘味料:まとめ

一般生活上では、あまり発生しない

ジュース、ガムやお菓子など、あらゆるものに人口甘味料が使用されており、体に悪いことが頭で理解していても、沢山の甘味料を日々の生活の中で、自然と取り込んでいるでしょう。
しかし、激しい頭痛にならないのは、摂取量が微量なのかもいしれません。

ノンアルコール飲料に特化した事象なのか

なぜ「ノンアルコール飲料」だけ頭痛が発生する頻度が高いのでしょうか。
これは、疑似アルコール体験に繋がるような成分調整がなされているのでしょうか。

自分にとっての合う合わないの見極めが重要

少なくともアステルパームを含むノンアルコール飲料を避ける事を推奨しますが、その他の人口甘味料も体質によって、合う合わないがありそうです。

 

 

 

 

 

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