
2023年10月のGoogleコアアップデートによる大幅下落の影響。
Goolgleコアアップデートの対策はあるのか?を解説します。
Googleコアアップデートとは
2023年10月6日実施
- 「October 2023 core update」という名称
- アップデート反映は、10月20日完了
コアアップデートのアルゴリズムとは
AIで作られた量産記事を落とすための対策などと、言われていますが、実態は異なります。
- 大手企業の上位固定化
- 公的ドメインの上位固定化
- 自社製品販売の上位固定化
- アフィリエイトサイトは一律落とす
- 記事の質や網羅性、ユーザーのニーズに合った適合性などは、全く関係ない
従来の落下分析が役に立たない
SEOペナルティでもない
グレーゾーン手法を用いたランキングダウンであれば、納得できるものの、正攻法コンテンツが軒並み下落しています。
今回は明らかに広告掲載サイトを決め打ちで落としてきた感があります。
「PR」表記ありは、確実に検知されますし、「PR」表記なしでも、ASPリンク先は確実に補足されています。
アフィサイト全滅か
- 手持ちサイトの内で、広告の種別は問わない傾向です。
- 軒並みキャップが掛かって、押さえつけられているような傾向
- 下落幅は、サイト全体で、マイナス30~60%
- ページ単体では、10位圏外となれば、アクセス数激減の大変動
上記は、アクセス数が「高い」傾向だったサイトの状況
とある自サイトでも特にキャッピングが顕著なグラフを載せてみます、
平日と土日で明らかなアップダウンがあった上下変動がここまで押さえつけられる強烈なロジックです。
アフィサイトで影響を受けないケースもある
- ただし、今回のアップデートでも「全く影響を受けてないサイト」もある
- この違いはなんでしょうか。
評価基準は大手優先
質を量で大手サイトを凌駕していたランキングでしたが、今回の10月アップデートでは、ドメイン優先になった感もあります。
yahoo知恵袋とかnoteを優先しちゃうアップデートは意味不明。これもドメインパワー最優先ロジック。
記事ごとのカテゴリ分け不十分なのが影響しているとか
ネットで見かけましたが、そのようなどうでも良い原因で飛ぶなら、修正など朝飯前とブロガーが思ってるでしょう。
むしろ、大手サイトよりもマニア観点で整理整頓されているのが、個人ブログの立ち位置です。
検索品質は向上したのか?
大手サイトが優先されただけです。
商品決め打ちのアフィサイトが落とされるのは理解できますが、自動広告サイトは、記事の質で大手サイトを凌駕しているケースは多く、明らかに自動広告掲載依頼側もダメージを受けていると予想されます。
アンサー度が強化されたのか?
検索者の意図、質問に的確に回答しているサイトが、当然上位となっています。
大手サイト優遇であるため、ユーザーニーズに適したサイトが上位となるよう改善されているとは言えませんが、それなりの品質を担保しているQAページが存在していると言えます。
一方で、網羅性を確保した圧倒的な文章量を誇るページは、ライバルページを凌駕しているのですが、検索意図に対して、品質の絞り込みが必要かもしれません。
下落サイトの傾向と分析
同一ジャンル・カテゴリの3サイトで、アクセス数「高・中・低」とします。
広告掲載数や種類は、同一テンプレのため、ほぼ同様。(ASPは多少違う)
2023/10/25の傾向
- アクセス数「高」:被害甚大4割減(一律キャッピングが掛かったような強烈な推移)
- アクセス数「中」:被害甚大4割減(アップダウンのグラフ推移のまま、4割減)
- アクセス数「小」:全く変動なし。むしろ微増か。
2023/10/27の傾向
アクセス数「高」サイトにおける傾向。アルゴリズムの追加調整なのか、ワードにより、変動あり。
- 2位→10位(10/12)→5位(10/27)
- 2位→8位(10/12)→12位(10/27)
2023/10/31の傾向
全く変化なし。
今さらながらに「運営者情報」を追加してみました。どのような変化があるのか、お楽しみあれ!
2023/11/3の動向
個人ブログの当然ホワイトオンリーですが、サイト全体月間100万ページビューからの劇落ち。
個別にトップテン劇落ちページを更新するものの、サイト全体としては、閾値でキャッピングされたような傾向変わらず。
Google Search Status Dashboard
↑ 2023年11月2日アップデートが早速リリース。10月6日アップデートの傾向から、数日後の推移が、どうなるのでしょうか。
2023/11/22の動向
11月アップデートでも爆下げ傾向は一切変わらず。
ホワイト一択、ユーザー目線の検索ニーズを意図したページ作りなど、何の役にも立ちません。
- 気にするな
- じっとしていれば、やがて戻る
- いつもの変動と同じ
などと解説しているサイトに顧客も堪忍袋が切れる時期でしょう。
もはや、従来の正攻法が通用しなくなったと言えます。
アップデート影響を受けないケースとは
明らかにノーダメージのサイト傾向とは
- ロングテールワード重視
- 広告未掲載
となります。アフィリエイトサイトにとっては、参考にならない当ブログのアクセス推移でした。
大手の権威が及ばない穴場ワードを探すしかない
ドメインパワーだけでなく、企業の権威が必要です。
網羅性、専門性、応答性などの評価軸で、ユーザーニーズを捉えていても、まともな評価は一切されませんので、大手には勝てません。
もはや、穴場ワードを狙っていくという気の遠い対応が迫られ、離脱するサイトも多いのではないでしょうか。
ページ更新の効果
- 下落が顕著なページに対して、ページ更新を実施
- 数日後のインデックスを確認
- インデックス化のスピードに変化なし
- 再インデックス、再評価後、やや戻したページもあり
- 再インデックス、再評価後、変化なしページの方が多い
Googleコアアップデートに対策はあるのか?
こんな一般論は、個人ブログに通用しない
こんな、当たり前のSEO対策を並べる意味ってないですよね。
今回のGoogleコアアップデートは、こんな品質を備えていないサイトが上位にいるんですから。
品質とか、全く関係ありません。
- E-E-A-Tの品質向上
- UX(ユーザーエクスペリエンス)の品質向上
- ユーザーが求める情報の品質向上
新記事投入と鮮度維持で多少の回復は可能
Googleのコアアップデートに特効薬は一切ありません。
- 新記事投入で、新しい流入の開拓
- 下落ページについて、ニッチワードの穴狙いにシフト
このような、ありふれた対策で地道にアクセス数を回復するしかないのです。
ただし、従来のアクセス数を回復するには気の遠くなるような対応が必要です。
Googleコアアップデート対策のまとめ
傾向
- 広告掲載サイトに対する強烈な一律ペナルティ
- ただし、大手サイトは最優先で戻す
- 大手サイトの強豪不在ワードは、影響なし
対策
- ネット上でよく語られているアップデート後の記事更新は、全く悪影響なし
- ページの記事更新は、全く効果が無いわけでもない様子。
その他
コアアップデートの影響なしアフィサイトも存在します。
そのアルゴリズム解明にパワーを注ぎたいところですが、「アンサー度」を上げるページ品質の改善に繋がるリライトに注力した方が良さそうです。と書いても光は全く見えてません。
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