
ゆるいウンチや下痢に困ったことはないでしょうか。
通常の便に比べて、匂いがきつく、ゲージやウサギ自体も汚れてしまいます。
対応策を整理しました。
通常の丸いウンチ
コロコロの丸い球体です。これが一般的なので、通常便をよく観察して覚えておけば良いでしょう。
時間が経てば乾燥し、見た目で汚れが他に移りにくい状態です。
盲腸便のウンチ
やや水っぽい、粘膜状やゼラチン状のゆるいうんちを指します。
これは「盲腸便」といい、健康な食用のうんちとなります。
盲腸便は毎日排泄され、肛門に直接口をつけて食べるものです。
通常の丸いうんちと比べ、臭いが強い場合がありますが、正常なものですので毎日少量であれば問題ありません。
下痢・ゆるいウンチ
下痢やゆるいウンチの場合は、通常の丸い形となっておらず、形状が歪であったり、ゆるい液体状のウンチが多いです。
注意すべきポイントは「水っぽい」「ドロドロ」が連続して数日間継続する場合は、下痢の可能性が高いでしょう。
下痢・ゆるいウンチの原因と対応策
基本的にチモシーなどの牧草中心の食生活であれば、数日で改善します。 上記の食事に変えてみても、下痢やゆるいウンチが継続する場合、病気やストレスなどの他の要因が考えられるでしょう。
不適切な食事のケース
一番多い事例としては、炭水化物の多い食事による下痢です。 炭水化物は消化が悪く「クロストリジウム」という細菌の増加により、腸毒素血症になりやすい状態です。
ペレット主体は悪ではない
ペレットが悪とするサイトもありますが、現状、便が正常であれば、ペレットが要因ではありません。 ペレットも繊維量や炭水化物量が考慮され、下痢対策されたものであれば、問題ありません。
特に注意が必要な食事
- バナナ・マンゴー:甘味が強くウサギが好む最も避けるべき果物
- でんぷん質多めはNG:カボチャ、サツマイモ、ジャガイモ
- 小動物用フードやお菓子:ウサギ用の考慮がされておらず危険
まとめ
下痢やゆるいウンチは、基本的に食生活のコントロールで予防できます。 腸毒素血症になる前に、チモシーや対策済ペレットに変えて、腸内細菌のバランスを整えることが重要です。 ウサギの好きな果実やお菓子をあげ過ぎて、お腹を壊さないよう、日々の食事管理に注意しましょう 毎日のコロコロうんちチェックが、うさぎの健康を守るポイントになります。
コメント